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熱帯の地学(1) 13 <シロアリ塚> BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
ケニアの首都ナイロビは標高 1700m 前後の高原にあり、ケッペンの気候区分では
温帯冬少雨(夏温暖)気候(Cwb)であるが、そのすぐ西を南北に走る大地溝帯(リフトヴァレー)の底
に下ると熱帯半乾燥気候(高温ステップ気候、BSh)となり、有刺灌木が疎らに生える景観になる。
このような乾燥した気候でもシロアリは元気で、この写真のように高さ5m にも達する巨大な塚を
つくっている。このほか、アフリカや東南アジアには、高さ数m、直径数十mの平たい笠の形(円錐形)の
大型の塚をつくるオオキノコシロアリもいる。
(参照:テーマ11.アフリカの巨大アリ塚)。
1989年12月23日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-1 49 20.85, +36 19 23.11 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 283° |
PanoraGeo-No.509 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 13/18 ⇒NEXT |