Rain pillars seen from above randum


熱帯の地学(1)
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<スコール>

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カンポセラードの雨季、上空から見た積乱雲と雨柱
Rainy season in Campos Cerrados, cumulonimbus and rain pillars seen from above

この写真が撮影された1月は、ブラジル内陸部のカンポセラード(ブラジル高原の サバナ原野)は雨季の最盛期で、高さ数千mの空に横にひろがった積乱雲から、雨柱をなして雨が降り注いでいる。 一部の積乱雲はさらに高く発達し、上空約1万mを飛ぶ航空機より高くなっているものもある。 さまざまな気象現象が起こる対流圏の上限である対流圏界面の高さは、極地方で8000mであるのに対し、 赤道付近では16000mほどと高いため、熱帯では1万数千mまで成長する背の高い積乱雲もある。
2002年1月21日撮影  カメラの位置 (緯度,経度):-18 38 49.20, -42 56 4.17 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 315°
PanoraGeo-No.518     直前のページに戻る     BACK⏎ このテーマ 4/18 ⇒NEXT