サンタレン市付近のアマゾン川と氾濫原Amazon River and flood plains near the city of Santarém |
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画面の左端から下端へ孤を描いて流れるのが幅4~5km あるアマゾン川で、その両側に氾濫原が広がっている。
この付近のアマゾン川氾濫原の幅はかなり広く、全体で30~40km もある。
アマゾン川の左岸(写真では右側)の氾濫原はアラピリ島という川中島である。
この島を縁取るように自然堤防が連なり、その内側の水面は水没した低ヴァルゼア(ヴァルゼアの低い部分)や氾濫原湖である。
アマゾン川の水位は一年を通じて大きく上下する。10 月から 11 月にかけて最も低くなり、6~7月が最高になる
(参考:アマゾン川の水位の年変化)。
この写真を撮影した3月は水位の上昇時期で、アマゾン川の濁った水が自然堤防の背後に流れ込み、低ヴァルゼアが水没して水面が拡大中である。
サンタレン市付近におけるアマゾン川の最高水位と最低水位の差は上流のマナウス(約10m)より小さく、約5mである。
2001年3月17日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-2 27 1.00, -54 35 27.29 (Google Map) 撮影方向:北より時計回り 318°
PanoraGeo-No.10 🔍拡大