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シャパーダって何だ? 9 ギマランエス台地 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
ギマランエス台地(シャパーダ・ドス・ギマランエス)は、ブラジル中西部地方の
マトグロッソ州にあるマトグロッソ高原の一部である。
ギマランエス台地の南西側の縁には、写真のような急崖がクイアバ市のある低地を向いて連なっている。
この垂直な崖をつくるのは中生代ジュラ紀~白亜紀(1.3億~1.5億年前)の厚さ 350m にも達する砂岩層
(ボツカツ層)で、硬いこの地層が削られてできた峡谷や奇岩群は、
シャパーダ・ドス・ギマランエス国立公園の呼び物のひとつである。 ブラジルの国立公園にはシャパーダという語が付くものが4つある (地図参照)。そのうち2つ (シャパーダ・ドス・ギマランエスとシャパーダ・ダス・メーザス Chapada das Mesas)は、 古生代や中生代の地層が先カンブリア時代の岩石を覆って横たわる卓状地であるが、残りの2つ( シャパーダ・ジアマンチーナとシャパーダ・ドス・ヴェアデイロス Chapada dos Veadeiros) は十数億年前という古い岩石の台地なので、メサであっても卓状地とは言いかねる。 2003年8月11日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-15 22 3.20, -55 50 50.73 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 58° |
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