ポコネーの砂金採取場(ガリンポ)Placer gold site (Garimpo) in Poconé |
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テーマ 39 野鳥の楽園パンタナール12 BACK⏎ ⇒ NEXT 直前のページに戻る |
ポコネーはマトグロッソ州の州都クイアバから 100km 南西にある小都市で、パンタナール横断道路(トランスパンタネイラ)の起点である。 パンタナールの入り口に当たるこの町の中に掘られた大きな穴は、今でも稼働中の砂金の採取場(ブラジルではガリンポ Garimpo という)である。 州都クイアバ周辺は、1700 年代以降に多数のガリンポがつくられて、ブラジルにおける主要な金産地のひとつになった。 クイアバ(1719 年創立)の発祥と発展のもととなったのは、このようなガリンポの存在である。 2011 年現在でも、マトグロッソ州は年に8トンの金を産出している。 ブラジルにおける金の多くは砂金として産出される。砂金は川底の砂をポンプで吸い上げて選り分ける方法のほか、この写真のように、台地や丘陵をつくる堆積物から採取する場合もある。 この写真のガリンポでは、砂と角礫が不規則に混ざった、一見、土石流あるいは山崩れの堆積物を思わせるような未固結の堆積物から砂金を採っている。
2003年8月13日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-16 16 37.69, -56 37 58.72 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 307°
PanoraGeo-No.128 🔍拡大