Abandoned Jaci-Paraná Station of Madeira-Mamoré Railway

マデイラ・マモレ鉄道ジャッシーパラナ駅

Jaci-Paraná Station of Madeira-Mamoré Railway

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マデイラ・マモレ鉄道
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 ジャッシーパラナ(ポルトヴェーリョ市の一地区)はジャッシーパラナ川流域の広い範囲から集まる天然ゴムの主要な集散地であった。 1912 年1月8日のマデイラ・マモレ鉄道全線開通の1年半以上も前の 1910 年5月 31 日、ポルトヴェーリョ駅と当駅との間の 90.0km が先ず開通した。 駅はジャッシーパラナ川左岸の船着場に近接した位置にある。両ターミナルやアブナン駅と並ぶ規模の大きい主要駅である。 多くの主要駅では、駅舎を博物館にしたり駅構内を公園にしたりするなど、マデイラ・マモレ鉄道の施設を歴史遺産として残す努力をしているが、ここではそのような動きは無いようで、広い操車場に線路や車両は無く、ブロックづくりのモダンな駅舎も、屋根が落ち壁の漆喰が剥がれるなど荒れ放題であった。
 なお、この写真が撮影された 2007 年当時のジャッシーパラナは、間もなく始まるマデイラ川水力発電所群(サントアントニオ水力発電所とジラウ水力発電所)の建設で土地が値上りするなど、景気が良いとのことであった。

2007年3月18日撮影  カメラの位置 (緯度,経度):-9 15 39.41, -64 24 6.06 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 118°

PanoraGeo-No.149   🔍拡大

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