住民の生活水になる透明な黒い水Transparent blackwater that becomes the living water of the resident |
randum
テーマ 35 色はいろいろアマゾンの川たち 10 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
曇った日の深いところでは真っ黒に見えた「黒い川」ワイクラパ川の水も、晴れた日の浅瀬ではこの写真のように透明できれいな水に見える。
アマゾン川の支流で泥で濁っていない川には「黒い川」と「澄んだ川」があるが、両者の間に明確な境はなく、水の黒さは漸移的である。
黒い水はおもに白砂地から湧き出すので、流域に白砂地が多いか少ないかで川の水の黒さが決まる。
ワイクラパ川の流域には白砂地が比較的少ないため、その水は澄んだ水に近い黒い水である。
地元民は川辺に来て洗濯や食器洗いをするとともに、川の水を汲んで行き、沸かして飲用や料理にも使っている。
写真にある小舟は、ペケペケ(peque-peque)とよばれる船外機付きカヌーで、アマゾニア(アマゾン地方)一帯で広く使われている住民の足である。
2003年7月31日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-2 56 41.12, -56 47 9.34 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り -
PanoraGeo-No.191 🔍拡大