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キャッサバの故郷 7 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
アマゾン川河口部の熱帯雨林地帯、アバエテツーバ島の低いテラフィルメ
(台地)の上には多数の焼畑の区画がみられる。ただし、写真手前と上部にある植生の
薄い矩形の土地は運動場で、手前のものは、ゴールのクロスバーが見えることから、サッカーの
ピッチと判断できる。週末になると、方々に分散して住むコミュニティーの農民がここに
集まってきてサッカーを楽しむ。アマゾンの片田舎でも、サッカーなしの生活は考えられない
という、サッカー王国ブラジルならではのことである。手前のピッチに接する茶色の区画は、
火入れが済んでこれからキャッサバを植える区画、左手前の区画はキャッサバの収穫が済んだ区画
であろう。写真上部の運動場の左と手前にあるスムーズで青緑がかった区画は現在栽培中の
キャッサバ畑である。そのほかの区画は、栽培が済んで放棄され区画であるが、放棄後の年数の
違いによって植生の濃さが違っている。このように、焼畑にする土地を使いまわす形で
キャッサバの栽培が行われている。
1993年8月3日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-1 39 2.65, -48 55 23.90 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 95° |
PanoraGeo-No.195 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 7/16 ⇒NEXT |