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キャッサバの故郷 15 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
ノルデステ(北東部地方)パライバ州海岸部農村のキャッサバ製粉小屋
(カーザデファリーニャ)である。ここでは電気が使えるので、製造法はアマゾンの奥地より若干進んでいて、
巨大なおろし金やチピチはない。
キャッサバ芋の粉砕は右奥に見える電動式グラインダーで行い、
水分の搾り出しは奥中央やや左で男がハンドルを握っている手動プレスで上下に圧縮して行われる。
しかし、皮むきと乾燥は、やはり手作業である。
このような零細なものをはじめとして、ブラジル全国に大小無数のキャッサバ工場があり、キャッサバ粉や
澱粉を生産している。キャッサバ芋は腐りやすく重いので、長距離運んで大工場に集約して加工することはない。
栽培地の中小の工場でキャッサバ粉や澱粉に加工され、消費地に運ばれる
(参考:キャッサバの生産・流通)。
1989年9月6日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-6 43 15.74, -35 13 52.35 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り - |
PanoraGeo-No.200 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 15/16 ⇒NEXT |