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アタカマ砂漠・ アタカマ高地 8 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
アタカマ砂漠の大部分は、標高 2000~3000m のチリ海岸山脈とその背後(内陸側)
に横たわる平原からなる。ともに太平洋の海岸線に沿って南北にのびている。海岸山脈は、太平洋に
急な斜面を向けてそびえ、その麓に海岸平野はほとんどみられない。平原は海岸山脈より数百m
低まった溝状の盆地で、背後にはアンデス山脈の前山がそびえている。
パンアメリカンハイウェー(チリ国道5号線)は地形の険しい海岸沿いを避け、この平原を通過している
(参照:アタカマ砂漠の地形東西断面)。
この平原を南下してきたハイウェーは、アタカマ砂漠の南部に近づくと、
チャニャラルやカルデラのような主要な鉱産物積出港に寄るために、海岸山脈を越えて海岸へ
向かう。写真は、これから越える海岸山脈を前にして、平原を進むパンアメリカンハイウェーで、
正面の峰は、海岸山脈の一峰、カテドラル山(2289m)である。
2003年9月1日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-25 18 46.45, -69 52 8.43 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 210° |
PanoraGeo-No.210 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 8/20 ⇒NEXT |