ペルー・イキトス付近のアマゾン川(1981年) |
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イキトスは、アマゾン川上流部、ペルー・セルバ(森林)地方、レロート県の中心都市で、2017 年の国勢調査人口は 38 万であったが、近年の成長著しく、22 年には 50 万に近い人口になっている。 写真は、イキトス市街地の北端部分とそれに沿って北(写真上方)へ流れるアマゾン川である。 ここより 120km 上流で二大支流、ウカヤリ川とマラニョン川が合流してアマゾン川になる。 アマゾン川の水は多量の土砂を含んで褐色に濁っている。褐色であっても、土地の人たちはこのタイプの川を「白い川」とよんでいる。 これに対し、写真左手から合流するナナイ川の色がアマゾン川とは若干異なるのが見て取れる。 この川は土砂をほとんど含まず澄んだやや黒味を帯びた水が流れる「黒い川」である。 このあと 20 年余りのうちに、この地域のアマゾン川の流路が驚くべき変化を遂げるのは、 2005 年のイキトスとアマゾン川の衛星写真が示すとおりである。
1981年6月27日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-3 44 52.31, -73 14 34.55 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 10°
PanoraGeo-No.222 🔍拡大