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三宅島1983年噴火 4 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
三宅島は雄山火山を中心とした火山島である。1983 年の雄山の噴火は
10 月3日午後3時 23 分ころに始まった。雄山の南西斜面にできた北北東-南南西に走る割れ目
から溶岩が噴き出した。溶岩流は三つに分かれて山腹を流れ下ったが、その一つが
西北西に流れ、島の中心集落である阿古集落に達した。噴火の開始から約2時間後のことである。
噴火口から阿古の海岸までは約3㎞ あるので、溶岩流の速さは時速 1.5㎞ 位と推定できる。写真は
阿古集落の裏山の急斜面を溶岩が流れ下った場所で、このような急なところではもっと速い
流れであったと思われる。噴火7年後の写真で、電柱などの復旧は進んだが、
黒々とした溶岩は流下当時の生々しさを残している。
1990年11月3日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+34 4 47.33, +139 29 7.16 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 95° |
PanoraGeo-No.257 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 4/6 ⇒NEXT |