![]() 1979年、緑豊かな三宅島阿古集落In 1979, the lush green village of Ako on Miyake-jima Island |
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![]() ![]() ![]() テーマ 14 三宅島1983年噴火5 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
阿古は三宅島の西海岸にあり、三宅村の五つの地区のうちではもっとも人口の多い地区(1983年1月1日時点 1359人)である。
写真は 1979 年に大規模な噴火が起こる4年あまり前の阿古集落の南半部である。
現在の阿古の人家は、阿古魚港や錆ケ浜がある南部に広がっているが、1983 年噴火以前には、海沿いの平坦地が広いこの場所に集中していた(参照:1970 年代の空中写真)。
海岸の平地や低い丘陵地には、黒潮が洗う温暖な気候に恵まれた豊かな緑に見え隠れして、多くの人家が立ち並んでいる。
右端に見える白いビルは、現在、火山体験遊歩道がある旧阿古中学校の校舎で、それに接した向こうにある赤い屋根は、1972 年にできたばかりの中学校体育館。
この体育館は 1983 年の溶岩流で完全に破壊され、跡形もないので、現在ではその存在を知る人も多くないようだ
(証拠写真はこちら )。
はるかかなたの海面には、三宅村に属する無人島、大野原島が見える。
1979年8月13日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+34 4 49.64, +139 29 5.16 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 238°
PanoraGeo-No.255
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