マデイラ・マモレ鉄道の大型蒸気機関車Large steam locomotive of Madeira-Mamoré Railway |
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マデイラ・マモレ鉄道(略称 EFMM)は低規格の軽便鉄道ではなく本格的な鉄道であった。
線路の幅(軌間)は1000mm あり、日本のJR在来線(1067mm)とほとんど違わない。
鉄道建設当時の天然ゴムブームは、この鉄道に見合うほど盛大なものだったわけである。
ボリビアとの間で、現在のアクレ州の譲渡と引き換えに鉄道建設を約束したブラジルとしては、あまり貧弱な鉄道を造るわけにはいかなかったのかもしれない。
グアジャラミリンの駅前広場には、炭水車付の蒸気機関車マデイラ・マモレ鉄道 17 号機関車が展示されている。
先輪1軸、動輪4軸、従輪1軸(国鉄式車軸配置1D1、あるいはホワイト式車輪配置 2-8-2)という点も日本の D51 型蒸気機関車と同じ大型SLである。
おもに、写真にあるようなフラット(ベッド)貨車を曳く貨物列車に使われた。
2007年3月19日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-10 47 34.52, -65 20 48.57 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 293°
PanoraGeo-No.303 🔍拡大