ブラジル・ボリビア国境マモレ川とグアジャラミリン港湾地区Brazil-Bolivia border Mamoré River and Guaja-Mirim port area |
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グアジャラミリンはボリビア国境の町である。
マデイラ・マモレ鉄道の駅前の船着場からは、定員 20 人くらいの小さいモーターボートであるが、マモレ川の対岸にあるボリビアのグアヤラメリン市へのフェリーが頻繁に出ている。
水しぶきを上げて疾走するフェリー上からブラジルのグアジャラミリン市を振り返ったのがこの写真である。
左端付近の黄色い壁の建物が歴史博物館になった旧グアジャラミリン駅で、その手前の白と青の建物は税関などのある港湾事務所である。
その右にある黒い異様な建造物はかつて使われた蒸気機関車用の給水塔である。
グアジャラミリン市は、1991 年、マナウス自由貿易地域と同様の税制優遇が得られる自由商業地域(Área de Livre Comércio)に指定された。
おもにアマゾン地方の国境にある都市の経済発展と他地域との結びつきの促進を目的とする措置である。
画面右手に見える二階建てのビルは、香水や化粧品、洋酒などを扱う全国規模小売商社TOPインターナショナルの店舗である。
関税の免除など税制優遇のあるマナウス市とマカパ市(アマパ州)の店と同様、グアジャラミリンの店には、輸入品を免税の安い価格で提供できるメリットがある。
しかし、多くの観光客がお土産として香水を買って行くマナウスとは違い、グアジャラミリン市のような奥地までわざわざ香水を買いに来る人は極めて稀なので、このメリットは生かされにくい。
一部で希望されているように、マデイラ・マモレ鉄道が世界文化遺産にでも指定され、多くの観光客が来るようになれば話は別であるが・・・。
2007年3月19日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-10 47 43.69, -65 20 54.61 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 44°
PanoraGeo-No.735 🔍拡大
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Revised and amplified on July 20, 2024