チチカカ湖畔のプーノ港Puno Port, on the bank of Lake Titicaca |
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ペルーレイル・チチカカトレインの終点プーノはチチカカ湖観光の基地である。
この写真のプーノ港には観光客を待つ多数のモーターボートが係留されている。向こうに見える桟橋は鉄道専用の桟橋で、かつては、ここから貨車を積んだ鉄道連絡船(トレインフェリー)が、ボリビアのグアキ港に向かって出航していた。
今この桟橋に停泊している船は、その代表ともいえる蒸気船オジャンタ号(SS Ollanta)である。
この船は、チチカカ湖に 1870 年に初めて汽船が導入されてから5番目、1931 年に就航した汽船で、2200 トンと最大規模のものである。
船内には、ペルーの軌間 1435mm の貨車も、ボリビアの軌間 1000mm の貨車も積めるダブルトラックの軌道が設置されていた。
現在の所有者ペルーレイルは、この船を改修して、チチカカ湖を周遊するチャーター船として使用している。
ペルーレイルのクスコ発アレキパ行き観光列車は、ほぼ1日にわたるチチカカ湖観光を楽しんだ乗客を乗せて、夕刻、プーノ駅を出発する。
2011年9月13日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-15 50 6.25, -70 0 51.53 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 190°
PanoraGeo-No.329 🔍拡大