リオグランデドスール平野(ガウーショ平野)の牧場Ranch in Rio Grande do Sur Plain (Gaucho Plain) |
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「温帯のブラジル」の最も南、リオグランデドスール州の南半分には草原がひろがっている(参照: 植生図)。 同州北半分が高原なのに対し、ここは標高の低い平野や丘陵で、最も高いところでも 500m くらいである。 この草原はウルグアイやアルゼンチンから続く温帯草原、すなわちパンパの一部である。牧牛を主とし、羊や馬の飼育も盛んな豊かな牧畜地域である。 この温帯草原の牧場で働く勇敢なカーボーイのことをブラジルではガウーショ、アルゼンチンなどスペイン語圏ではガウチョというが、ブラジルでは、リオグランデドスール州の住民あるいは出身者のこともガウーショ(男性)あるいはガウーシャ(女性)という。 また、ガウーショやガウーシャは「リオグランデドスール州の」という形容詞にも使われことからも、この草原のカーボーイは、リオグランデドスールの象徴的存在と言うことができよう。
2004年8月21日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-31 19 42.26, -52 2 26.54 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 262°
PanoraGeo-No.363 🔍拡大