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アルゼンチンの砂漠 12 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
アルゼンチン西部内陸のモンテ砂漠(山地部)は、パンパス山地から
アンデス前山山脈(プレコルディレラ)にかけて広がっている。
写真の山はメンドーサ市の裏山に当たるアンデス前山山脈で、麓の扇状地の表面は
緑がやや濃いが、山地斜面は植生疎らで半砂漠の状態である。
この山脈は、アンデス東部山系(東山系)の一部で、アンデスの北端コロンビアから延々と続いてきた
東部山系はこの付近を最後に姿を消す(地図参照)。
手前の水面は、メンドーサ川に建設されたポトレリージョスダムの貯水池である。
メンドーサ川は、アコンカグア山などアンデス高所の雪解け水をメンドーサ平野の半砂漠へ
もたらす外来河川である。ポトレリージョスダムはこの川の貴重な水を有効に利用するために
建設された多目的ダムで、洪水調節、発電、灌漑を目的としている。ダムの完成は2003年と
比較的新しいため、リゾート地として発展途上段階にあるが、すでに、貯水池の湖畔は
写真のように緑豊かになり、宿泊施設や各種のアウトドア―スポーツ施設が完成している。
2005年3月23日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-32 56 53.83, -69 12 31.94 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 107° |
PanoraGeo-No.442 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 12/21 ⇒NEXT |