![]() たき火の跡があるフンド・ド・バイシャン・ダ・ペドラ・フラーダ岩陰遺跡Rock shelter remain of Fundo do Baixão da Pedra Furada with traces of bonfires |
randum
![]() ![]() ![]() テーマ 33 ピアウイ州の世界遺産セラダカピバラ 11 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る ![]() 岩絵「エマの行進」 |
フンド・ド・バイシャン・ダ・ペドラ・フラーダという長い名は、セラダカピバラ国立公園の目玉である「ペドラフラーダ(穴あき岩)」のある低地(谷)の底または奥という意味で、穴あき岩から谷を 1.6km ほど溯ったところにある。 垂直な岩壁の基部がアンダーカットされてできた岩陰が先史人類の住居などに使われたものである。
この種の岩陰遺跡はセラダカピバラには多数あるが、この写真の遺跡の特徴は、たき火跡がいくつも見つかったことである。 焼けた木材をつかった年代測定では、9420~8980 年という結果が得られている。 この年代はこの地方が湿潤熱帯から現在のような半乾燥熱帯になった時であるといわれている。
この遺跡は、写真遠方に見える青い看板近くにある岩絵「エマ(アメリカダチョウ)の行進」(右の図)より 10cm くらい下まで川の堆積物で埋まっていたが、2001 年の発掘によって、70 あまりの岩絵やたき火跡が発見された。
2011年9月2日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-8 49 14.92, -42 33 30.42 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 45°
PanoraGeo-No.471
拡大