リオデジャネイロ市の岩山岩壁崩落防止工事Construction work to prevent the collapse of rocky walls in Rio de Janeiro |
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テーマ 37 ユニークな山と丘熱帯の地学(2) 15 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
多数の岩山(ボルンハルト)がそびえ、美しいビーチが続くリオデジャネイロ市の南部は、岩山の間のあまり広くない低地を埋めるように市街地がひろがっている。 岩山の岩壁から大きな岩片が剥離し落ちてきて、下の建物を直撃するような災害が起きている。 写真はコパカバーナビーチとイパネマビーチの間にある標高 150m あまりのカンタガーロの丘(Morro do Cantagalo)で、北面の急な岩壁には、シーティング節理がひろがって岩片が今にも落ちそうなところが何か所もり、コンクリートの柱をつくって支えている。 この写真には見えない南面のやや緩やかな斜面は広大なファベーラ(貧民街)に占められているが、丘を登るのが大変なので高さ 64m と 48m という2段のエレベーターが建設され、住民を助けになっている。 展望台も設置されているので、訪れる観光客も多い。
1981年7月26日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-22 58 29.63, -43 12 2.50 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 130°
PanoraGeo-No.523 🔍拡大