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シャパーダって何だ? 10 ギマランエス台地 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
高さ 86m のヴェーウ・デ・ノイーヴァ滝はシャパーダ・ドス・ギマランエス国立公園の
中心的存在で、近くに同公園の管理事務所や売店などがある。ヴェーウ・デ・ノイーヴァとは「花嫁のベール」
という意味である。この滝は、古生代デボン紀前半(3億数千万年前)のパラナ層群フルナス層の砂岩に
懸かっている。パラナ層群という名からわかるように、ギマランエス台地は、大きな地質単位では
ブラジル南部にひろがるパラナ堆積盆地に属し、その北西端の突出した部分に位置している
(参照:ギマランエス台地と周辺の地質図)。
この滝の落ち口付近の台地は典型的なカンポセラード(セラード原野)で、流路沿いのギャラリー林(回廊林)以外は
草原に低木が散在するサバナである。撮影した8月は乾季の真っただ中なので、下草は枯れ、
多くの低木は落葉して、乾いた淡褐色の景観になっている。
2003年8月11日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-15 24 27.03, -55 49 57.54 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 169° |
PanoraGeo-No.533 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 10/18 ⇒NEXT |