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シャパーダって何だ? 11 ギマランエス台地 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
クイアバ市のある低地からギマランエス台地の崖を登り切ったあたりで現れる
中生代ジュラ紀末から白亜紀はじめ(1.3億~1.5億年前)のボツカツ層の露頭には、
大きく傾いた地層が目に付く。水平~ほぼ水平な地層でできているはずのシャパーダとしては
異様であるが、実はこれ、普通の地層ではなく偽層(ぎそう)である。斜交層理という語の方が
一般的かもしれない。このような斜交層理が多いボツカツ層自体はこんなに傾いてはいない。
この顕著な斜交層理は、砂漠気候下で、砂丘の風下側の急斜面(すべり面)に
砂が堆積してできたものである
(参照:砂丘の風下側の急斜面)。
2003年8月11日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-15 22 24.83, -55 50 55.85 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 129° |
PanoraGeo-No.541 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 11/18 ⇒NEXT |