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出典:Schobbenhaus, C. et al. eds. (2002): Sítios Geológicos e Paleontológicos do Brasil, p.310 |
A.シャパーダ・ジアマンチーナ、シンコラ山脈北部の地質断面 パイイナシオの丘はパイイナシオ背斜の西翼にあり、カメロの丘は背斜谷であるセルカード谷の中に そびえる残丘である。 これらの丘があるシンコラ山脈の西の麓にひろがるイレセー盆地(台地)は、ウーナ層群の石灰岩からなり、 多数の鍾乳洞がある。 |
出典:Machatschek, F.著、Davis,T. D.訳 (1969):Geomorphology. (Oliver & Boyd刊) p.90. |
B.褶曲山地における谷の発達と地形の逆転(E.de Martonne, 1925による) 下図:褶曲した硬層(縦縞)と軟層からなる山地の侵食が始まったばかりの状態で、 向斜部には向斜谷ができ、背斜部には硬層にできやすい割れ目などに沿って谷が発達しはじめる。 上図:侵食が進んだ状態で、背斜部の谷は下位の軟層を急速に侵食して大きな深い背斜谷に発達する一方、、 向斜部では、硬層の上を流れる川の侵食は進まないため、深くなった背斜谷に挟まれた高まりである 向斜山稜ができる。もともとは低かった向斜部が高く、高かった背斜部が低くなって、「地形の逆転」 が生じたことになる。 |
(テーマ 12:シャパーダって何だ? P.2 、 同 P.3 および同 P.7 で使用) | 直前のページに戻る |