アマゾン川源流があるフニン市東方の山地Mountains east of Junín City, where the headwaters of the Amazon are located |
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フニン湖(チンチャイコチャ湖)の南にある町フニンから東方を望むと、高地草原に覆われたなだらかな丘の向こうに、いくつかに岩峰が顔を出している。
フニン平原*1)の東を限るアンデス中央コルディレラ(中央山系)の高い峰々であるが、標高 4100m のフニン平原からはさほど高くは見えない。
中央やや左に目立つのはリスパンガ山と呼ばれる岩峰で、この PanoraGeo がアマゾン川の水源と認めたチピアン山(Cerro Tipián、標高 4751m)もこのような岩峰である。
この写真の右端から写真2枚分くらい右のなだらかな丘の向こうにチピアン山が見える(参照:ストリートビューで見えるアマゾン川水源点チピアン山)。
手前のなだらかな丘は、氷期にこれらの高峰から流れて来た氷河が残したモレーンで、大小さまざまな砂礫や岩塊からなっている。
イチューグラスの草原のところどころに大きな岩塊が顔を出している。
ペルーの高度帯ではプーナ帯にあたるこの高地草原は、おもに放牧地であるが、一部にジャガイモ畑もある。
*1) フニン平原(Pampa de Junín)は、ボンボン高原の一部で、フニン湖の南東に広がる平原。 1824年、ペルー独立戦争の勝利を決定づけた「フニンの戦い」があったところ。この戦いを記念するチャカマルカ・オベリスクが聳えている。
1986年7月27日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-11 9 50.10, -75 59 20.12 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 55°
PanoraGeo-No.739 🔍拡大