randum
アマゾン川 2 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
アマゾン川上流部の2大支流のひとつがこのウカヤリ川で、この川の源流から測った
長さがアマゾン川の最長流路長とされている。もう一つの支流マラニョン川と同様アンデス山脈を源流と
するが、アンデス山中をアプリマック川、エーネ川、タンボ川と名前を変えながら流れ下ったのち、
アマゾン平野の一角に出、最大の支流ウルバンバ川と合流してウカヤリ川となる。
その後、アンデス山脈の東麓に沿って約1500㎞北上したところでマラニョン川と合流して
アマゾン川になるが、そのほぼ全区間にわたってこの写真のような顕著な蛇行(メアンダー)を呈するので、
1500㎞という流路長は、蛇行がないと仮定したばあいのほぼ2倍になっている。アマゾン平野の
アンデス山脈に沿う部分は、地質的にはアンデスの前縁盆地、地形的には南米大陸の中央低地帯と
よばれる地帯で、現在でも沈降傾向にあるきわめて平坦な土地のため、ウカヤリ川は広い氾濫原の中を、
右へ左へと大きく自由蛇行したり、大きく分流したりしながら流れている。
1981年6月29日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-5 53 26.22, -74 24 6.66 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 255° |
PanoraGeo-No.400 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 2/17 ⇒NEXT |