アンデス山脈マンタロ川上流域Upper Mantaro River Basin in the Andes Mountains |
randum
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リマ発イキトス行きの飛行機の窓からアンデス山脈を北望した。
左上にはペルーの最高峰ワスカラン山(6768m)があるブランカ山脈が遠方に、手前の画面左端近くにはペルー第二の高峰イエルバハ山(6635m)などの白峰が見える。
これらのアンデス山脈西山系の山々は、太平洋へ注ぐ川とアマゾン川流域の分水界なので、それより東を写したこの写真はすべてアマゾン川流域で、その支流マンタロ川の上流部である。
今回のグーグルアース衛星画像を用いた計測によって、この地域にアマゾン川の源流(河口から流路に沿って最も遠い地点)があることが再確認された。
写真上部に小さく見える平地は、標高 4100m に広がるボンボン高原(メセタ・デ・ボンボン Meseta de Bombón)で、その南部をペルーではチチカカ湖に次いで二番目に大きいフニン湖(チンチャイコチャ湖 Laguna Chinchaycocha ともいう)が占めている。
アマゾン川の源流はこのボンボン高原かそれを取り巻く山地のどこかにあるはずである(参照:アマゾン川の源流はどこか?その2)。
1981年7月9日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-11 34 16.19, -76 14 21.90 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 335°
PanoraGeo-No.738 🔍拡大