本町通りと横浜市開港記念会館の「ジャックの塔」Honcho-dori Street and 'Jack Tower' of Port Opening Memorial Hall |
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日本大通りと本町通り(ほんちょうどおり)の交差点(港郵便局交差点)から西方を望んだ写真で、左端付近にジャックの塔が見える。
ジャックの塔は、横浜市中区の公会堂である横浜市開港記念会館の一隅に建てられた時計塔で、赤煉瓦の外壁に花崗岩の横帯を巻いた姿が美しい。
本町通りは、写真前方(西北西)に進むと桜木町駅へ、背後へは中村川沿いの元町に至るメインストリートである。
沿道には銀行、保険会社、証券会社などの金融企業が目につく。
江戸時代の横浜ベイエリア(関内地区)は、大岡川の河口に出来た小さな内湾で、その湾口には南東から伸びる砂嘴(さし)があった
(参照:開港以前の横浜ベイエリアの古地図)。
湾口を横切るこの砂嘴の砂浜が横浜という名の起源である。
内湾は江戸時代以降干拓されて陸地となったが、開港に伴ってできた本町の集落は地盤が若干高い砂嘴の上に立地し、その中を砂嘴の高まりをたどる形の本町通りがつくられた。
本町という地名は「ここが本当の横浜ですよ」と主張している。
現在の本町通りの下には横浜高速鉄道みなとみらい線が通っており、ミニトリップ・イン・横浜のゴールである日本大通り駅はこの交差点の下にある。お疲れさまでした。
2024年12月6日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+35 26 48.80, +139 38 33.94 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 305°
PanoraGeo-No.742 🔍拡大