熱帯雨林を伐採して造成して間もない牧場A ranch that has just been cut down and built in a tropical rainforest |
randum
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アマゾン横断道路の沿線の熱帯雨林を焼いて比較的新しく造成された牧場で、まだ焼け残った木の株がたくさん散在している。 孤立した大木は伐採が禁じられているブラジルナッツ(パラグリ)の木である。 このように当初残されたブラジルナッツの木も、しばらくするといつの間にか無くなってしまうのはどういうわけだろう(13年後、2020 年の状況はこちら)。 密林にあった木は一人では生きていけないのか、あるいは、ほとぼりが冷めたころに切られて材木になってしまったのか...。 パラ州内のアマゾン横断道路沿線の牧場化は近年加速的に進んでいる。 沿道の 14 市における牛の飼育頭数は、とくに 21 世紀に入ってからの増加が著しく、1995 年から 2015 年まで 20 年間に5倍になっている(資料:牛飼育頭数の推移)。 ちなみに、この期間、アマゾニア全体(北部地方7州)では 2.5 倍、ブラジル全体では 1.3 倍になったにすぎない。
2007年9月2日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-3 5 48.52, -51 52 4.22 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 357°
PanoraGeo-No.95 🔍拡大