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シャパーダって何だ? 0 HOME⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
ブラジルでシャパーダ(Chapada)とは、ほぼ水平な地層でできた
テーブル状の丘を意味し、堆積岩台地、メサ、あるいは単に台地と言える地形である
(この分布図では「○○台地」としてある)。左下の写真はその代表ともいえるアラリペ台地
(シャパーダ・ド・アラリペ)である。ブラジルにはシャパーダの名が付く国立公園が4つもあり、
上の図では赤い図柄と文字で示されている。
シャパーダの平坦な地表は、地層をつくる岩屑(土砂や礫)が堆積した時そのままの平坦面(堆積面)ではなく、
土地が隆起し侵食される過程で、侵食されにく地層の水平な表面(地層面)が現れたもの、
すなわち侵食による平坦面(侵食面)である。
分布図は IBGE(ブラジル地理統計院)2006年発行:ブラジル地形区分図(Mapa de Unidades de Relevo do Brasil) を基図とし、国立公園などを加筆して作成。 |
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