Pico do Marumbi randum


温帯のブラジル
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パラナ州海岸山脈のマルンビ山
Pico do Marumbi in the Coastal Range of Paraná

「温帯のブラジル」の大部分は、ブラジル高原の一部で南部高原とよばれる 高原である。パラナ州ではこの高原の東端を海岸山脈(セラドマール)が縁取って大西洋を 見下ろしている(地形地質断面図の(1))。 この山脈はクリチバ市がある高原の側から見れば、高さ数百mの平凡な山地であるが、 大西洋岸の低地から見上げると高さ千数百mの巨大な壁である。 その中でも目立つのは、ブラジルにおけるアルピニズムの発祥地といわれる マルンビ山の岩峰である。写真はクリチバとその外港パラナグアを結ぶ鉄道が 海岸山脈の中腹に設けたマルンビ駅から見上げたマルンビ山。花崗岩のこの山は多くの節理によって 8つの岩峰に分かれ、最高峰はオリンポ峰の1539m。海岸山脈の険しい山腹を下るスリル満点の この鉄道は観光客に人気があり、毎日朝、クリチバ発の観光列車が運行される。 しかし、この鉄道の役割としては、内陸で生産された大豆などの産物を輸出港パラナグアへ運ぶ ことの方が大きい。マルンビ山とその周辺は、世界遺産「大西洋岸森林南東部の保護区群」を構成する 25の保護区のひとつ、マルンビ山州立公園である。
1998年7月18日撮影   カメラの位置 (緯度,経度):-25 26 21.07, -48 55 8.65 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 167°
PanoraGeo-No.355     直前のページに戻る     BACK⏎ このテーマ 7/21 ⇒NEXT