randum
熱帯の白砂 (しろすな) 7 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
アマゾン河畔のサンタレンからクイアバ・サンタレン道路を南下すると、
台地状のカチンボ山地に突き当たる。比高100mほどの斜面を登った頂の平坦面には、この写真のような
白砂景観が展開している。植生はバーナ
ほど疎らではないが樹高数mの灌木が比較的密に生えた「低木カーチンガ」(low caatinga)である。
乾季のため、灌木のなかには葉が枯れたものもみられる。カチンボ山地は古生代の堆積岩からなっており、
その主体をなす石英質の砂岩が白砂の母材である。白砂には砂丘や砂州が白くなったものもあるが、
多くは、先カンブリア時代、古生代、中生代、新生代など時代を問わない砂岩を母材として生成されている。
2007年9月8日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-8 43 53.33, -54 58 31.20 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り - |
PanoraGeo-No.277 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 7/9 ⇒NEXT |