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アマゾン川 12 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る レマンソ岬下流のアマゾン川(赤線は写真の範囲) |
アマゾン川が写真左上から右下に向かって流れており、写真左上隅近くの左岸には、
角状に突出したレマンソ岬が見える。
その対岸、写真の左から下にかけてのアマゾン川右岸には、氾濫原湖や水路などの水面の多い氾濫原がひろがり、
6月という高水期なので、一部の水面は、アマゾン川の濁り水が流れ込んで褐色になっている。
アマゾン川は、レマンソ岬の下流で幅が急にひろがり、いくつかの川中島を挟んで流れている。
右の地形図によれば、川中島は、北から、アルコ島(Ilha do Arco)、オンサス島(Ilha das Onças)
マリーニョ島(Ilha Marinho)に大別されるが、一番南(手前)のマリーニョ島は
高水期にあたるこの時期には、大部分が水没していて、高い部分だけがバラバラに顔を出している。
これらの川中島を分ける水路のうち、地形図で RIO AMAZONAS (アマゾン川)と記載されている一番手前の
水路が、谷線(Thalweg、最も深い部分)があるアマゾン川本流で、それ以外は副次的な流れである。
このような副次的な流路のことをこの地方ではパラナー(Paraná、側流)とよんでいる。
アマゾン中流部では、上流部でみられるようなドラスティックな流路変化
(たとえば こちら)はないが、
川中島の成長・消滅のような河床変化は頻繁に生じている
(参考: 川中島の変化)。
1981年6月27日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-2 47 46.54, -57 13 54.38 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 357° |
PanoraGeo-No.406 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 12/17 ⇒NEXT |