アマゾン中流部、レマンソ岬下流の川中島Alluvial islands downstream of Remanso Cape, middle of the Amazon |
randum
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アマゾン川が写真左上から右下に向かって流れており、写真左上隅近くの左岸には、角状に突出したレマンソ岬が見える。 その対岸、写真の左から下にかけてのアマゾン川右岸には、氾濫原湖や水路などの水面の多い氾濫原がひろがり、6月という高水期なので、一部の水面は、アマゾン川の濁り水が流れ込んで褐色になっている。 アマゾン川は、レマンソ岬の下流で幅が急にひろがり、いくつかの川中島を挟んで流れている。 右の地形図によれば、川中島は、北から、アルコ島(Ilha do Arco)、オンサス島(Ilha das Onças)マリーニョ島(Ilha Marinho)に大別されるが、一番南(手前)のマリーニョ島は高水期にあたるこの時期には、大部分が水没していて、高い部分だけがバラバラに顔を出している。 これらの川中島を分ける水路のうち、地形図で RIO AMAZONAS (アマゾン川)と記載されている一番手前の水路が、谷線(Thalweg、最も深い部分)があるアマゾン川本流で、それ以外は副次的な流れである。 このような副次的な流路のことをこの地方ではパラナー(Paraná、側流)とよんでいる。 アマゾン中流部では、上流部でみられるようなドラスティックな流路変化(たとえば こちら)はないが、川中島の成長・消滅のような河床変化は頻繁に生じている (参考: 川中島の変化)。
981年6月27日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-2 47 46.54, -57 13 54.38 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 357°
PanoraGeo-No.406 🔍拡大