Central City of Atacama Desert Core, Antofagasta

アタカマ砂漠核心地域の中心都市、アントファガスタ

Central City of Atacama Desert Core, Antofagasta

randum


 テーマ 30

アタカマ砂漠・
アタカマ高地
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 アタカマ砂漠のほとんどの地域は、海岸山脈の急斜面が太平洋に迫っており、海岸に広い平地はない。 写真は、アントファガスタ市の港に接する旧市街地のウリベ通りから、背後にせまる無植生の海岸山脈を望んだものである。 海岸の平地が狭いので、市街の拡大に伴う新市街地は、山麓の緩斜面へ拡大している。
 日本の市町村と特別区に相当する基礎自治体をチリではコムナ(comuna)というが、コムナ別に見た人口では、アントファガスタは 1992 年に 22.5 万だったものが 2017 年には 36.2 万になった。チリで第5位の人口である。人口がアントファガスタより多いコムナはすべて首都サンチアゴを構成する 32 区の一つあるいはサンチアゴに市街地が連接するコムナ、すなわち大サンチアゴ(Gran Santiago)の一部である。また、都市域が複数のコムナに跨っている場合、それらをまとめて大都市圏とするが、その場合でも、アントファガスタはチリ第5位である。
 南アメリカ乾燥ダイアゴナルには、ペルーのリマをはじめとして砂漠の中に大きい都市がいくつかあるが、いずれも外来河川に沿う水の豊かなオアシスに立地している。 これに対して、アントファガスタには水の豊かな外来河川がない。 このように厳しい環境に大きな都市が成立し今でも成長しているのは、さまざまな鉱物資源のおかげである。 すなわち、成立当初はグアノ(海鳥の糞の集積物)、それに続くチリ硝石、そして現在はである。 生活に不可欠な水は、300㎞ あまり遠方のアンデスの山麓からパイプラインでひいている。 採水地域が火山地域のため健康に有害なヒ素の濃度が高いので、郊外に設置した砒素浄化施設を通して利用している。

2003年9月1日撮影  カメラの位置 (緯度,経度):-23 38 54.48, -70 24 5.23 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 216°136°

PanoraGeo-No.425   🔍拡大

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