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アタカマ砂漠・ アタカマ高地 13 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
アタカマ砂漠、とくにその核心地域の東方に接してひろがる
アンデス山脈中軸部をアタカマ高地という。アルティプラノ(ボリビア高原)の
南方延長であるが、アルティプラノのように広々としたな平原がないので「高原」ではなく
「高地」という。現地語ではプーナ・デ・アタカマ(Puna de Atacama)である。
南北600㎞、東西300㎞の範囲に、標高3000~4000mの盆地と5000~6000m台の山岳とが、多数、
複雑に入り組んで分布している(参照:アタカマ高地の衛星写真)。
写真は、そのようなアタカマ高地の一部で、正面に見えるのが、三つの峰からなる火山の
(ネバド・デ・)トレスクルセス火山(6749m)、その手前には、
これらの山から押し出した扇状地で埋められた盆地がある。扇端部にわずかに残った水面は、
水面標高約3800mで半ば塩地化したサンタローサ湖である。
この付近一帯はチリのネバド・(デ)・トレスクルセス国立公園に指定されている。
2003年8月30日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-27 4 39.09, -69 13 38.50 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 93° |
PanoraGeo-No.427 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 13/20 ⇒NEXT |