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アルゼンチンの砂漠 1 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
アルゼンチン北西部、アンデス山脈の東斜面から山麓にかけてひろがる
モンテ砂漠(山地部)の植生は、乾燥砂漠のアタカマ砂漠はもちろん、アルゼンチンのほかの半砂漠と比べても
多彩である。草本や灌木のほか、写真のような大型のサボテンも多い。
このサボテンは、標高800~2000mの土地に自生するカルドングランデとよばれるもので、
学名はEchinopsis terscheckii、背の高さは10~12mにもなる。
北アメリカのソノラ砂漠にあるサワロ・サボテン(Saguaro cuctus、学名Carnegiea gigantea)に
似ているので、アルゼンチンのサワロともよばれる。この例をはじめ、赤道をはさんで5000㎞も隔たった
モンテ砂漠とソノラ砂漠とは植物相が非常に類似している。その理由に関しては、長年論争されてきたが
未解決である1)。
1) Grupo de Investigacion em Ecologia de Comunidades de Desierto:Desierto Monte 2004年9月5日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-29 26 17.91, -67 51 32.68 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 189° |
PanoraGeo-No.430 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 1/21 ⇒NEXT |