![]() ピアウイ州の入口に立ちはだかるイビアパーバ山脈Ibiapaba Mountains at the entrance to Piauí State |
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セアラ州の平坦な侵食平野とその西にそびえるイビアパーバ山脈である。 セアラ州の侵食平野は先カンブリア時代の結晶質岩石からなる楯状地であるのに対し、イビアパーバ山脈は、ここより西のピアウイ州とマラニョン州にかけて広がる堆積岩地帯(卓状地)の東の縁である。 この堆積岩地帯は地質学的にはパルナイーバ堆積盆地とよばれている(参照:ブラジルのおもな堆積盆地)。
東方のセアラ州からピアウイ州に入るには、標高800~900mのこの山脈かその南方のグランデ山脈を越えなければならない。 越えるというよりこの崖を登るという方があっている。登った上には広々としたイビアパーバ高原が広がり、高原は西に向かって緩やかに低まって行く。 すなわち、この写真の急斜面は硬い堆積岩層がつくるケスタ崖(階崖)である。
1994年8月19日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-3 38 59.41, -40 55 43.48 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 158°
PanoraGeo-No.462
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