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バイオ燃料 先進国ブラジル 8 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
国家アルコール計画が導入されたことによってサトウキビの生産が最も伸びたのは
サンパウロ州である(参照:ブラジル各州のサトウキビ生産量)。
写真はサンパウロ市の北北西約 100㎞ あまり、カンピーナス市郊外の小都市コスモポリス市(右端)付近の
サンパウロ高原である。きわめて緩やかに波打った丘陵地がひろがり、その大部分は薄緑色のサトウキビ畑
である。この付近では、20世紀前半までブームだったコーヒー畑に代わり、一時、オレンジの果樹園が増えたが、
それも 1990 年をピークに衰退、現在ではサトウキビ畑に変っている。
現在のサンパウロ州のサトウキビ主要栽培地帯は、この付近から北方へ、ミナスジェライス州との州境まで
ひろがっている
(参照:ブラジル南半部のサトウキビ栽培地と砂糖エタノール工場)。
この写真のようになだらかな地形と湿潤温暖な気候(大部分はケッペンのCfa気候)そして比較的肥沃な土壌、
これらがサンパウロ高原の農業生産性が高い自然的要因である。
2007年3月15日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-22 39 9.09, -46 58 36.06 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 268° 写真中心位置:-22 39 36.23, -47 9 48.21 (Google Map) |
PanoraGeo-No.485 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 8/23 ⇒NEXT |