典型的なメサ、アラリペ台地Chapada do Araripe (Araripe Tableland), a typical mesa landform |
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ブラジル北東部地方(ノルデステ)の内陸のペルナンブコ州とセアラ州の境界に沿って東西にのびるアラリペ台地の東端部である。 この台地はこの付近で最も高く、標高 970m くらいある。 この地形は、きわめて平坦な台地面とそれを取り巻く急斜面、およびその麓の緩斜面からなっている。 この台地は、侵食されにくい地層が、その下位にある柔らかい地層の侵食を防いでできるメサという地形である。 このような地形をつくる侵食されにくい地層のことをキャップロックという。 この写真の平坦な台地面と急斜面とをつくっているキャップロックは、エシュー層(Exu Formation)という砂岩層である。 この地層の下位にあり、急斜面の麓の緩斜面をつくっているのが、化石を豊富に産するサンタナ層(Santana Formation)である。 この緩斜面を刻む小川の河原では、化石を含んだ小石を見つける幸運に恵まれることもある。 1996年7月31日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-7 17 43.89, -39 2 8.46 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 196° PanoraGeo-No.538
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河原に落ちていたただの石? |