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シャパーダって何だ? 14 アラリペ台地 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
アラリペ台地をつくる地層の最上位に横たわるのが、この写真の崖に現れている
エシュー砂岩層である。台地を取り巻く斜面最上部の急斜面をつくり、また台地の平坦さをつくって
いるのはこの地層である。もっとも厚いところで 300m もあるこの砂岩層にはほとんど化石は含まれておらず、
時代決定が難しいが、ほかの地域の同様な地層との対比などから、中生代白亜紀前期から後期にかけて
(約1億年前)のものとされている。この地層がキャップロックになる要因としては、硬く固結している
ことのほか、透水性が高くて雨水がすぐに地下に浸透してしまうため、台地表面を流れて土地を
侵食することがないこともあげられる。
この台地をジオパークにした要因である豊富な化石を含むのは、エシュー層より下位にあり、急斜面の麓に
分布する中生代白亜紀前期(1.1億~1.2億年前)のサンタナ層とよばれる地層である。アラリペ台地の地質
については、こちらを参照されたし。
1996年7月30日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-7 20 1.08, - 39 24 43.56 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 282° |
PanoraGeo-No.543 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 14/18 ⇒NEXT |