サンタレンにおける「水の会合」'Encontro das Aguas'('Water Meeting') at Santalém |
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写真遠方に見えるのはパラ州西部の都市サンタレンの市街である。この都市はアマゾン川とタパジョス川の合流点に立地している。
タパジョス川は、ブラジル高原を源流とする多くの川と同じく、流送土砂の少ない澄んだ水の川である。
サンタレン市の沖合で、この澄んだ水と泥で濁ったアマゾン川の褐色の水が混ざり合う「水の会合」が見られる。
マナウスにおけるネグロ川の「黒い水」とアマゾン川の濁った「水の会合」は有名であるが、サンタレンのものもこの写真のようになかなかの壮観である。
近年、この川の上流にあるマトグロッソ州からアマゾンの河岸へ通じるクイアバ・サンタレン道路が全線にわたって舗装された。
サンタレンに穀物メジャーカーギル社の大規模な穀物ターミナルがある。
ブラジル最大の産地であるマトグロッソ州の大豆が、この道路を使ってサンタレンに運ばれて輸出されるようになった。
1981年8月10日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-2 24 42.67, -54 42 46.54 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 154°
PanoraGeo-No.737 🔍拡大